POG2021-2022のドラフトに向けて準備を始めていきたいと思います。勝つためには入念な準備ですね。
Youtubeでもデータ分析を紹介しています。
現時点の3歳~8歳世代、2歳~3歳芝重賞を分析してみます。
2歳~3歳芝重賞データ分析
ロードカナロア産駒
まず上記の表は前提として、17年~21年のロードカナロア産駒芝2歳3歳重賞の3着以内馬です。アーモンドアイ・サートゥルナーリア以外ではノーザンファーム生産馬の活躍がやや物足りないと感じます。
母父血統
重賞3着以内馬を重複を除き、母父血統についてまとめると以下のようになります。
母父馬 | 母父血統 | 該当数 |
アドマイヤベガ | サンデーサイレンス系 | 1 |
サンデーサイレンス | サンデーサイレンス系 | 1 |
スペシャルウィーク | サンデーサイレンス系 | 3 |
ディープインパクト | サンデーサイレンス系 | 1 |
ハーツクライ | サンデーサイレンス系 | 1 |
バブルガムフェロー | サンデーサイレンス系 | 1 |
マンハッタンカフェ | サンデーサイレンス系 | 1 |
ボストンハーバー | ナスルーラ系 | 1 |
Montjeu | ノーザンダンサー系 | 1 |
Sligo Bay | ノーザンダンサー系 | 1 |
クロフネ | ノーザンダンサー系 | 1 |
ファルブラヴ | ノーザンダンサー系 | 1 |
City Zip | ミスプロ系 | 1 |
グラスワンダー | ロベルト系 | 1 |
大きな傾向としては、ロードカナロアはミスプロ系であり、サンデーサイレンスの血を持たないため、母父サンデーサイレンス系との相性が良さそうですね。16頭のうち9頭がこれに該当しています。さらに注目すべきはバブルガムフェロー、スペシャルウィーク、ハーツクライと芝2000m以上G1を勝利した種牡馬である点です。
しかし面白いことに、実はこの中に母父ディープインパクトが少ないのです。
母父ディープインパクト
さきほどの母父血統を見たときに、ディープインパクトが少ないことに違和感を持ち、調べてみると面白いことがわかりました。
現3歳世代以上において、父ロードカナロア×母父ディープインパクトは78頭います。2歳3歳の全芝重賞の成績は2-1-0-21とイメージよりも奮っていませんね。さらに細かく見てみると、1~2着の計3回はすべて同じ馬でした。それがファンタジスト(非ノーザンファーム生産)です。つまりファンタジストを除くと0-0-0-21と苦しい結果。
母父非SS系・母および兄姉の傾向
ロードカナロア産駒は母父SS系が多いのは先述の通りですが、非SS系の共通点があります。
上記の表を見ると、母父非SS系であっても母方にSSの血が内包されていたり(母母父SS系)、母や兄姉が芝重賞で活躍したことが共通点とわかります。
①母母父SS系
②SSの血を持たない場合、兄姉が重賞馬・母が芝重賞実績あり
まとめ
①母父SS系、特に母父が芝2000m以上のG1勝ち実績がある馬を狙う
②ただし①の条件でも母父ディープインパクトは注意
③母系にSSの血がない場合、すでに兄姉が芝重賞を勝っている、または母が芝重賞実績があるかをチェック
今年の2歳馬もロードカナロア×母父ディープインパクトが全体の約16%にあたる29頭もいますので、全てバッサリ切ろうと思います!
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