POG2021-2022のドラフトに向けて準備を始めていきたいと思います。勝つためには入念な準備ですね。
Youtubeでもデータ分析を紹介しています。
現時点の3歳~8歳世代、2歳~3歳芝重賞を分析してみます。
2歳~3歳芝重賞データ分析
エピファネイア産駒
まず上記の表は前提として、該当馬が少なくなるためノーザンファームや上位厩舎などの条件を設けず、サンプルを増やしています。のべ17頭いますが、重複を除くと12頭になります。牝馬三冠馬デアリングタクトや皐月賞馬エフフォーリアが目立ちますね。
母父血統
重賞3着以内馬を、重複を除いて母父血統についてまとめたものが以下になります。
サンデーサイレンス系がいいですね。SS系以外でもキングカメハメハやアドマイヤムーン、タニノギムレットなど、日本のG1馬が並びます。
キングカメハメハ産駒やロードカナロア産駒と同様、非SS系種牡馬のため母父SS系との相性がいいことは共通点ですが、実はそれ以上に重要なファクターがエピファネイア産駒にありそうです。
奇跡の血量
競馬で少しでも血統を勉強したことある方であれば一度は見聞きしたことがある『奇跡の血量』がエピファネイア産駒の好走馬の共通点なのです。
さきほどの表の12頭のうち、なんと11頭(92%)がサンデーサイレンスの4×3を持っているのです。
エピファネイアの母父父がSSであるため、ハーツクライやディープインパクトなどの母父SS系種牡馬との産駒は必ずSSの4×3のクロスが発生しますし、母父キングカメハメハの場合は母母父がSSであることが多いのが理由でしょう。
逆に言えば、SSの血を持たない母系との相性は良くないとも言えます。
厩舎
また厩舎を見てみると、まだ産駒が2年しか走っていないとはいえ、上位厩舎への偏りがありません。実際、12頭のうち上位20厩舎に入っているのは木村厩舎・音無厩舎の2頭だけです。
良い馬は実績ある厩舎に入厩することが多いことを考えると、『エピファネイア産駒は厩舎を選ばない』⇒『成長力があるため、生まれた時点での評価が難しい』ともいえるのでしょう。
まとめ
①母父SS系がメイン
②母父非SS系でもSS4×3クロスが必須
③厩舎にこだわらなくてもよい
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