POG2021-2022 ドラフト対策第7回【ロードカナロア産駒】

POG2021-2022のドラフトに向けて準備を始めていきたいと思います。勝つためには入念な準備ですね。
Youtubeでもデータ分析を紹介しています。

現時点の3歳~8歳世代、2歳~3歳芝重賞を分析してみます。

2歳~3歳芝重賞データ分析

ロードカナロア産駒

まず上記の表は前提として、ロードカナロア産駒×ノーザンファームに絞っています。ディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒では2歳3歳芝重賞の成績上位厩舎トップ20でフィルターにかけたのですが、同じように絞ってしまうと該当馬が少なくなるため、今厩舎に条件を設けずサンプルを増やしています。のべ15頭いますが、重複を除くと7頭になります。アーモンドアイとサートゥルナーリア、ステルヴィオで半数も占めていますね。

母父血統

重賞3着以内馬を重複を除き、母父血統についてまとめたものが以下になります。

大きな傾向としては、ロードカナロアはミスプロ系であり、サンデーサイレンスの血を持たないため、母父サンデーサイレンス系との相性が良さそうですね。8頭のうち7頭がこれに該当しています。さらに注目すべきはバブルガムフェロー、スペシャルウィーク、ハーツクライと芝2000m以上G1を勝利した種牡馬である点です。
しかし面白いことに、実はこの中に母父ディープインパクトがいないのです。

母父ディープインパクト

さきほどの母父血統を見たときに、ディープインパクトがいないことに違和感を持ち、調べてみると面白いことがわかりました。
現3歳世代以上において、父ロードカナロア×母父ディープインパクトは53頭います。なお分母を多く取るためにノーザンファームには限定していません。2歳3歳の全芝重賞の成績は2-1-0-14とイメージよりも奮っていませんね。さらに細かく見てみると、1~2着の計3回はすべて同じ馬でした。それがファンタジスト(非ノーザンファーム生産)です。つまりファンタジストを除くと0-0-0-11と苦しい結果。ちなみに古馬まで広げてもファンタジスト以外で芝重賞3着以内に入った母父ディープインパクトのロードカナロア産駒は1頭もいません。

母および兄姉の傾向

ロードカナロア産駒の活躍馬を見ていると、母や兄姉に活躍馬が多い印象を受けたので、今度は母・兄姉に注目してみます。以下の表はロードカナロア産駒の芝重賞3着以内の全馬です。なおノーザンファームに限定していません。
これを見ると、以下のような共通点が見受けられます。
母父SS系または母母父SS系
SSの血を持たない場合、兄姉が重賞馬
つまりSSの血が入っている、またはなくても兄姉が重賞馬(母系が日本の芝適性高い)の2つの条件どちらかに当てはまることがロードカナロア産駒の見分け方になっており、さらに母が芝G1勝ち馬であるとなお良しといったところでしょう。

まとめ

①母父SS系、特に母父が芝2000m以上のG1勝ち実績がある馬を狙う
②ただし①の条件でも母父ディープインパクトは注意
③母系にSSの血がない場合、すでに兄姉が芝重賞を勝っているかをチェック
困ったことに、①や③の条件を満たす馬がノーザンファーム生産だけでも30頭以上いるので、今後はもう少し他の条件も加えて絞る必要があります。
さらに現2歳には、母マリアライト、母ハープスター、母ミッキークイーン、母ジェンティルドンナと母が芝G1勝ち馬かつ母父ディープインパクトの産駒が数多くいます。ここの取捨がロードカナロア産駒の当たりを引けるかのカギになりそうです。

 

 

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