2歳戦に想定されている注目馬を紹介!
なお特に表記がない場合、データの対象期間は近5年になっています。
近年の勝ち馬にはG1NHKマイルを勝ったアドマイヤマーズがいます。
例年は京都芝1600外で開催されていますが、今年は京都競馬場の改修工事のため阪神芝1600外で行われます。急坂があるコースだけに例年とは好走馬の傾向が変わってくるかもしれません。
阪神11R G2デイリー杯2歳S
芝1600
レッドベルオーブ
騎手:福永
父:ディープインパクト
母:レッドファンタジア
性別:牡
厩舎:藤原
戦歴
新馬戦は新潟芝1600稍、スタートが決まるも道中で折り合いを重視した結果、位置が中団に下がり、直線大外に出して追い込むも先行から抜け出したストゥーティを差し切れず2着。続く中京芝1600の未勝利戦では、好スタートからそのまま2番手追走、直線入り口では先頭に立ち、そのまま後続を突き放し3馬身半差の圧勝。勝タイム1:33.1は2歳レコード。
調教
11/4栗CW良 古馬2勝クラス馬なりを追走先着。馬なりで81.8-11.8とタイムも上々。
総評
注目すべきは未勝利戦のパフォーマンス。前半3F34.0の2歳戦としては超ハイペースの中、先行から後続を突き放しての2歳レコードは、能力の高さの片鱗が見てとれます。この未勝利戦の2着馬カスティーリャ、4着馬グレナディアガーズはその次の未勝利戦で楽勝しています。さらに勝タイムは同日に同コースで行われた野路菊Sよりも2秒以上早く、翌日の古馬3勝クラスと0.3差。
懸念点としては、少頭数でスローペースになった時や馬場が渋った時に新馬戦同様、取りこぼす可能性です。
ホウオウアマゾン
騎手:松山
父:キングカメハメハ
母:ヒカルアマランサス
性別:牡
厩舎:矢作
戦歴
新馬戦ではキングカメハメハ産駒らしく初戦の仕上がりが緩く、フラーズダルムに後塵を拝しての2着。しかし未勝利戦では新馬戦と同条件の阪神芝1600外で上がり最速で番手から押し切り勝ち。3戦目の野路菊Sは5頭と少頭数で行われ、ここでも先手を取っての逃げ切り勝ち。
調教
11/4栗CW良 一杯に追われ単走。83.7-12.1とタイムとしては水準。
総評
常に先手が取れるのがこの馬の強みです。12頭登録していますが、おそらくダブル登録の分だけ減ると思われますので、10頭程度になりそうです。少頭数を活かし、スローペースにできるかが鍵でしょう。
不安要素としては勝った2戦とも1枠1番からのレースだったこと。外枠や出遅れて中団からのレースになったときは厳しいかもしれません。
カイザーノヴァ
騎手:坂井
父:モーリス
母:ステラリード
性別:牡
厩舎:矢作
戦歴
新馬戦は函館芝1200でスタートで後手を踏むも、大外からすごい脚で差し切り勝ち。2戦目は連闘で函館2歳Sに挑むもHペース追走に苦労したようで、キレのある脚が使えず5着。3戦目のクローバー賞は距離延長が功を奏し、新馬戦同様に大外から一気に差し切り勝ち。
調教
11/4栗坂良 強めに追って単走も54.4-13.8とタイムは平凡。
総評
モーリス産駒の初重賞馬としての期待がかかりますね。この馬の性質からして外回りの1600戦は合うと思います。ただし、ここまでのレースメンバーレベルは疑問で、敗れた函館2歳Sの1着~4着馬はG3で3着がやっとです。
スーパーホープ
騎手:川田
父:キズナ
母:ケンホープ
性別:牡
厩舎:藤岡
戦歴
新馬戦は東京芝1600稍では出遅れから直線伸びず、新潟2歳S2着のブルーシンフォニーに敗れ4着。続く未勝利戦では、今回出走してくるホウオウアマゾンにを差し切れず2着。休み明けの4戦目、京都芝1400未勝利戦でやっと勝ち上がりました。
調教
11/4栗坂良 2歳未勝利一杯と併走、馬なりで先行同入と軽め。
総評
キズナ産駒は阪神芝1600外の成績は5-3-3-28で単勝回収値が198と高く、穴をあけることがあります。また鞍上の川田騎手はG2に特に強く、12-7-8-34 勝率20%/複勝率44%の好成績。
ただし調教を見ても、仕上がりが良いとはまだ言い難いです。
イチオシ!
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