2020-21POG 新馬戦回顧【6/13,6/14】

新馬戦の結果を振り返ります。

6/13 東京5R 芝1400m

1番人気のノックオンウッドが不良馬場の中上がり最速の36.3で差し切り優勝。堀×レーンの勝率はやはり凄い!
本命にしていた2番人気3着のスターリングワースはラスト100mで失速、良馬場で次は見てみたいですね。
3番人気7着のトレジャーアイルは終始進んでいかず、不良馬場が合わなかったのでしょうか。レース前の調教師のコメントも自信がない感じでした。

6/13 阪神5R 芝1200m

勝ったヨカヨカはスクワートルスクワート産駒の九州産馬。次走は小倉のひまわり賞でしょうが、1倍台の人気になるのは間違いなさそうです。
本命のモントライゼはアタマ差の2着。。モントライゼは4コーナーで前にいた馬が膨れたことでロスをしたのが大きかったですね。しかしヨカヨカに差された後、差し返す勝負根性があった点は収穫ですね。次走は7月までの阪神未勝利戦に出てほしいところです。距離は1400m~1600mを希望!

6/13 函館5R 芝1000m

リンゴアメが1枠1番の好枠を生かして4コーナー3番手から楽に抜け出し完勝。丹内騎手は函館の内枠・逃げ先行の回収率が高い騎手です。ただ新馬戦はどの馬が逃げ・先行するか、わからないところが難しいのですが。。

6/13 函館6R 芝1200m

5Rにつづいて6Rも1枠1番が勝ちましたね。勝ったラヴケリーは出負けしたものの、取り付く脚が速く、すぐに挽回して先頭に。その後は危なげなく3馬身差の圧勝。鞍上が団野騎手のため53㎏という斤量も大きかったと思います。函館2歳に向かうと思われますが、1分10秒を切る勝ちタイムを見ても有力な1頭になりそうです。

6/14 東京5R 芝1800m

1着のユーバーレーベンは先に抜け出したグアドループをゴール板手前で差し切り。ビックレッドファームはリンゴアメに続き、14日の新馬戦2勝と好調でした。半兄にスプリングS3着のマイネルファンロン(父ステイゴールド)がいます。ユーバーレーベンはゴールドシップ産駒ですからマイネルファンロンと3/4同血。今後の2歳~3歳戦で期待できそうです。
私が本命にしたグアドループは2着。抜け出したときに、『勝った』と思った方は多かったと思います。すぐに未勝利戦で勝ち上がるでしょう。
一方、1番人気のレガトゥスは6着。POGでも指名されている方が多くいるはず。残念な結果でしたが、不良馬場ということを考慮すれば、良馬場で巻き返しに期待できます。距離も1800よりはもっと長い方が良さそうです。

6/14 阪神5R 芝1600m

1着のフラーズダルムは今季早くも新馬戦2勝目のキズナ産駒。2番手から直線入り口では先頭、2着のホウオウアマゾンに4馬身差の圧勝でした。ちなみにキズナ産駒の芝の新馬戦成績は、11-15-12-89で複勝率30%、複勝回収値123と素晴らしい数値です。
本命にしていたマジカルステージは3着。位置が取れずに後方からの競馬になったのが苦しかったですね。
調教で評価を下げたグランデフィオーレは1番人気4着の結果に。出遅れてしまい、最後は届かず。

6/14 函館5R 芝1200m

1着のリメスはハナに立ったまま逃げ切り。最後は2着のフォルセティにハナ差まで詰め寄られましたが、しぶとく粘りました。リメスはモントライゼと調教を何度も併せていて、よく知っていたので応援してました。勝ちタイムは1:10.2なので次走の函館2歳Sで勝ち負けできるかというと、その点はまだ不明ですね。
1番人気、ドゥラメンテ産駒のテネラメンテは4コーナーで大きく膨れてしまい9着。ドゥラメンテの皐月賞の再現のようなコーナーリングになってしまいましたね。。ドゥラメンテ産駒は気性や操縦性に難がありそうです。
個人的にこのレースで気になったのは3着のハクビ。出遅れから上がり最速で3着に。次戦人気になるでしょうが、馬券的に狙いたいです。

総評

モーリス産駒は開幕から2週目までの新馬戦で、0-2-2-6という成績。複勝率40%は悪くないのですが、問題は勝ち馬が1頭も出ていないことです。平均3.3番人気ということから考えても、明らかに走れていません。この辺りは7月以降に記事にしたいと思いますが、現状分析としては調教が動きすぎるため、結果人気になりすぎている傾向があると考えています。

POG2020-21

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