2020-21POG 新馬戦注目馬【7/5】

新馬戦に想定されている注目馬を紹介!
なお特に表記がない場合、データの対象期間は近3年になっています。

7/5 福島5R
芝1800

スペシャルドラマ

騎手:戸崎圭
父:エピファネイア
母:アドマイヤキュート
性別:牡
厩舎:宮田
馬主:大塚亮一
生産:ノーザンファーム
もともとはアドマイヤエピという馬名でしたが、オーナーが変更になり、馬名も変更されました。伯父にグランプリボス(G1朝日杯FS)がいます。
エピファネイア×母父キングカメハメハ×母母父サンデーサイレンスは現3歳馬に9頭いて6頭が勝ち上がり、この中には無敗の二冠馬デアリングタクトやスカイグルーヴが含まれ、一発を秘めている配合です。

調教

6/24美南W稍65.9-12.8馬なり 古馬相手に馬なり追走同入と好調教です。

総評

半兄には活躍馬がいませんが、血統配合的には非常に魅力があると思っています。今期は同配合で母ロザリウムを指名しましたが、この配合から今年もあたりが出ると考えています。スワーヴエルメの対抗1番手でしょう。

スワーヴエルメ

騎手:レーン
父:ドゥラメンテ
母:アイムユアーズ
性別:牡
厩舎:堀
馬主:NICKS
金額:1億8000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来
先週の東京新馬戦を除外になり、福島デビューに。個人的には思っていたよりも早いデビューになりました。
母アイムユアーズはG2フィリーズレビューやG3ファンタジーSの勝ち馬なので、血統的にはPOG期間の活躍に期待できそうです。一方、兄弟は2頭いますが、POG期間内の活躍馬はまだ出ていません。

調教

6/18美南W良66.8-12.1直一杯 併せた古馬OP馬なりを追走同入
6/24美南W稍53.8-12.5馬なり 古馬OP馬なりに先行先着
2週続けて古馬OP馬と併せていますね。調教内容も十分でしょう。

総評

NICKSの高額馬と言えばスワーヴリチャードを思い出します。同じくらいの活躍を望みたいところですが、ここまでのドゥラメンテ産駒の成績は実はモーリス産駒同様、よくないのが気になります。
モーリス産駒 0-3-3-10 単勝平均4.2番人気
ドゥラメンテ産駒 1-0-0-10 単勝平均4.4番人気
ドゥラメンテ産駒は1番人気4頭、2番人気2頭で上記の成績ですから、ここまでは人気先行になってしまっていますね。

7/5 福島5R
芝1200

サツキティアラ

騎手:三浦
父:バトルプラン
母:ラストエンジェル
性別:メス
厩舎:加藤和
馬主:グランデオーナーズ
生産:荻伏三好ファーム
育成:グランデファーム
母ラストエンジェルは地方2勝ですが、祖母エンジェルスポートは中央ダート5勝。

調教

6/24美南W稍66.0-12.0一杯 併せた一杯の古馬2勝クラスを追走先着と好調教。

7/5 阪神5R
芝1600

グルーヴビート

騎手:北村友
父:ディープブリランテ
母:グルーヴァー
性別:牡
厩舎:矢作
馬主:サンデーレーシング
金額:2400万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港
育成段階から牧場で評価が高かった馬です。牝系はエアグルーヴ一族で、血統面は問題なし。

調教

6/25栗東CW良83.4-12.2一杯 新馬戦で2着だったホウオウアマゾンを追走先着。坂路でもまずまずの時計を出せています。

総評

不安要素はサンデーサイレンスの3×3。クロスがきつすぎることで気性などに影響がないか、気になりますね。 

サンデージャック

騎手:松山
父:ダイワメジャー
母:ホットチャチャ
性別:牡
厩舎:宮本
馬主:杉野公彦
金額:1億7000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来
G1菊花賞やG2青葉賞でともに2着のエタリオウを半兄に持ちます。ダイワメジャー産駒で1億7000万円と高額馬でPOG本でも注目されていましたね。

調教

6/24栗東CW稍86.7-12.4強め 併せた新馬に先着。ただし全体タイムは普通なので、今週の調教に注目でしょう。

総評

エタリオウ以外にも半姉のペレ、アドマイヤチャチャも勝ち上がっており、堅実な一族と言えます。

ステラヴェローチェ

騎手:川田
父:バゴ
母:オーマイベイビー
性別:牡
厩舎:須貝
馬主:大野剛嗣
購入金額:7000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来
伯父にG1朝日杯FSの勝ち馬のゴスホークケンがいます。当初6月開幕週の阪神芝1600でデビュー予定でしたが、外傷性の鼻出血で回避。大事に至らず良かったですね。

調教

6/24栗東坂良55.0-12.7馬なり 先週の阪神新馬戦で6着だったアレクサンドロスを先行先着。アレクサンドロスは一杯の手応えだったことを考慮すると、調子は維持できていると思います。

総評

バゴ産駒については以前記事にしているので、以下を参考にしてください。

5月末から6月頭の調教内容と比べるとやや物足りなさを感じます。外傷の影響はあるかもしれません。

7/5 函館5R
芝1800

アークライト

騎手:ルメール
父:ディープインパクト
母:ヒストリックスター
性別:牡
厩舎:藤沢和
馬主:キャロットファーム
購入金額:1億2000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港

祖母に桜花賞とオークスを勝ったベガ、叔父にダービー馬アドマイヤベガ、全姉に桜花賞など重賞4勝のハープスターがいる超良血馬。今年のPOGドラフトではどのグループでも1位だったでしょうね。

調教

6/24函芝良54.8-12.2馬なり 未勝利馬を追走同入と藤沢厩舎らしい追切です。今週もそれほど強く追ってくることはないでしょうね。

総評

当日の単勝は1.5倍くらいになりそうです。近3年だとサンプルが少なかったため、近10年で函館芝1800のディープインパクト産駒の成績を調べてみたところ、2-4-4-4 勝率17%複勝率66%でした。複勝率は高いのですが、全ディープインパクト産駒の芝の新馬戦勝率は25%なので、平均から比べると落ちます。さらに函館芝1800でデビューした12頭のうち1番人気は7頭、そのうち単勝1倍台は4頭いますが1倍台は全頭負けています。データ的に見ると、頭で買うのはリスクが高すぎますね。

アランデル

騎手:池添
父:ハービンジャー
母:ガラディナー
性別:牡
厩舎:大竹
馬主:シルクレーシング
購入金額:2500万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港

全兄に準OPのベストリゾートがいます。上に6頭いて勝ち上がったのは半分の3頭。

調教

6/24函芝良62.8-11.6強め 強めに追われた未勝利馬を追走先着。騎手騎乗なので全体時計はあまり評価できないですね。

総評

近10年におけるハービンジャー産駒の新馬戦函館芝1800の成績は、1-4-0-5で複勝率50%は優秀ですが、勝率は10%と目立った数字ではありません。ただし、連対した5頭は全て3番人気以内で、3番人気以内ならば連対率100%です。馬券的にはこちらから入る方が面白いかもしれません。

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