新馬戦に想定されている注目馬を紹介!
なお特に表記がない場合、データの対象期間は近3年になっています。
7/11 福島5R
芝1800
ガトーバスク
騎手:不明
父:オルフェーヴル
母:キャレモンショコラ
性別:牡
厩舎:木村
馬主:サンデーレーシング
購入金額:2000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港
母キャレモンショコラは芝ダの短距離で準OPまで行った快速馬。1つ上の半兄サイクロトロンもダ1200で勝ち上がりと距離的には短いところで活躍馬が多い血統。
調教
7/1美南W不 併せた新馬を追走同入と手応えも優勢のようで、まずまずの状態でしょう。
総評
当初レーン騎手が騎乗予定になっていましたが、おそらく同レースのドゥラモンドに騎乗するみたいで、騎手がどうなるか気になるところです。
オルフェーヴル産駒は福島芝1800の成績はあまり良くなく、3-4-2-35で単複ともに回収値は低い数値です。
ドゥラモンド
騎手:レーン
父:ドゥラメンテ
母:シーズインクルーデッド
性別:牡
厩舎:手塚
馬主:シルクレーシング
購入金額:4000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来
ドゥラメンテ産駒としては先週デビューしたスワーヴエルメに続くPOG人気馬でしょう。母シーズインクルーデッドは米2歳G1(ダート1400)で3着。同産駒は8頭いて、サンデーウィザード(G3新潟大賞典 1着)やヒーズインラブ(G3ダービー卿チャレンジC 1着)がいます。
調教
7/1美南W不 レーン騎手が騎乗して古馬2勝クラスを追走して遅れていますが、併せた古馬が短距離馬であることからそれほど気にする内容ではないと思います。6/24には古馬3勝クラスを追走同入していますので、調教内容としてはいい部類に入りますね。
総評
兄姉は牡馬が走る傾向にあり、本場にも期待がかかります。ただし半兄は2頭とも重賞を勝ったのは古馬になってから。もし晩成傾向にあるとすると、苦しいかもしれません。
7/11 福島芝6R
芝1200
ニシノイルマーレ
騎手:菅原明
父:アドマイヤムーン
母:ニシノマオ
性別:メス
厩舎:矢野
馬主:西山茂行
生産:フクオカファーム
母ニシノマオはG3小倉2歳S 2着、G3フェアリーS 3着とPOG期間の重賞で活躍。
調教
7/1美南W不 未勝利馬相手ながら追走から大きく先着しており、全体時計も良く仕上がっている様子。
総評
アドマイヤムーン産駒の新馬戦福島芝1200の成績は2010年以降2-3-1-11と平均的ですが、当日3番人気以内であれば、2-3-0-0と連対率100%です。当日の人気に注目ですね。
7/11 阪神5R
芝1600
ダノンシュネラ
騎手:川田
父:ドゥラメンテ
母:ラッドルチェンド
性別:メス
厩舎:池江
馬主:ダノックス
金額:1億6500万円
生産:ノーザンファーム
ドゥラメンテ産駒の牝馬の人気どころの1頭でしょう。兄姉には目立った活躍馬はまだいませんが、叔父伯母にリアルスティール(G1ドバイターフ 1着)、ラヴズオンリーユー(G1オークス 1着)がいる良血馬。
調教
7/2栗CW良 古馬3勝クラスと併せて先着しています。ダノンシュネラは川田騎手騎乗、併せた古馬は助手騎乗だったので斤量的な差はありますが、内容はまずまずいいと思います。
総評
やはりドゥラメンテ産駒が気になるところですが、ここまで唯一の同産駒の勝ち上がり馬であるアスコルターレと母父Danehill Dancerが同じで期待ができます。
チカリヨン
騎手:武豊
父:ハーツクライ
母:テンプルステイ
性別:メス
厩舎:松永幹
馬主:キーファーズ
金額:8000万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港
祖母は豪重賞勝ち馬。日本では、まだ同牝系の馬が出走していませんので、未知数な部分が多い馬ですね。
調教
6/24栗坂良 当日の2歳栗東坂路の全体一番時計、かつラスト2F目は12秒を切る好タイム。さらに馬なりでのタイムのため、調教だけみると抜群です。
総評
母父Sepoyは豪短距離G1を4勝した快速馬。ハーツクライは母系が米ダート血統やマイル以下の短距離血統で活躍馬を出す傾向にあります。調教的には勝ち負け濃厚でしょう。
フォティノース
騎手:福永
父:ドゥラメンテ
母:スキア
性別:メス
厩舎:杉山
馬主:社台レースホース
金額:2800万円
生産:社台ファーム
育成:社台ファーム
ダノンシュネラ同様、こちらもドゥラメンテ産駒。半兄にG3東京スポーツ杯 3着のヴァンドギャルドがいます。
調教
7/1栗CW不 古馬3勝馬と併せて先行して遅れていますが、相手が一杯に追われているところを馬なりでの併走なので、それほどマイナスではないと判断できます。ただし速い時計をまだ出せていないので、今週の追切に注目ですね。
総評
このレースは調教がいい馬がそろっていますので、やや見劣りしてしまいます。ドゥラメンテ産駒を買うにしても、ダノンシュネラの方が現状は優勢でしょうか。
7/11 阪神6R
芝1200
ヴェックマン
騎手:松若
父:ミッキーアイル
母:マルティンスターク
性別:牡
厩舎:音無
馬主:キャロットファーム
金額:2400万円
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来
母マルティンスタークは芝1600~1800で準OPまで勝ち上がり。半兄にエングレーバーやショーンガウアーがいます。
調教
7/2栗坂良 一杯に追われた古馬3勝クラス相手に先着、全体タイムも当日栗東2歳馬の一番時計とかなりの好内容。
総評
出走頭数が多くないと思われるので、調教内容からも勝ち負けは濃厚でしょう。
7/11 函館5R
芝1200
クインズムーン
騎手:池添
父:Gutaifan
母:Woodcock Moon
性別:メス
厩舎:中川
馬主:シルクレーシング
金額:1600万円
生産:愛国産
育成:ノーザンファーム早来
母は競走馬としての実績はありませんが、半姉のMoonstone Magicは英G3芝1400の勝ち馬。当馬は○外ながら、複数のPOG本で推されていましたね。
調教
7/1函W良 2歳未勝利馬相手に楽に先着しています。全体タイムやラスト1Fは目立った数字ではありません。
総評
調べてみると○外の芝新馬戦の成績は勝率、複勝率ともに函館が一番良く、4-2-2-6複勝率57%/単勝回収値127/複勝回収値85となっています。やはり○外だけに血統的なところで洋芝が合うのでしょうね。なお、札幌芝の新馬戦では複勝率43%もあります。
イチオシ!
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