2020-21POG 新馬戦データ【ロードカナロア産駒】

新馬戦で役に立つデータを紹介!
なお特に表記がない場合、データの対象期間は近3年(2017年以降)になっています。

ロードカナロア産駒は距離と母父に注目!

新馬戦全頭データ

芝の新馬戦に限ると、
着別度数43-40-28-231 勝率13%/複勝率33%
単勝回収値58/複勝回収値60
率は悪くないですが、回収値は単複ともに大きくマイナスですね。
ではダートはというと、
着別度数8-4-4-31 勝率17%/複勝率34%
単勝回収値108/複勝回収値64
ダートの新馬戦は実は買い!なんです。
さらに絞ると、ダート1400で
着別度数5-1-0-7 勝率38%/複勝率46%
単勝回収値266/複勝回収値111
と強い数値が出てきます。まだまだ出走数が少ないですが、東京や阪神のダート1400新馬戦に出走してきたら買いでしょう。

さて、今回のロードカナロア産駒はダートがテーマではありません!芝のレースを掘り下げていきましょう。

距離別データ

ロードカナロア産駒の新馬戦データを距離別に分析してみます。
【芝1600m以下】

着別度数40-35-24-175
勝率15%/複勝率36%
単勝回収値70/複勝回収値61

【芝1700m以上】
着別度数3-5-4-56
勝率4%/複勝率18%
単勝回収値11/複勝回収値56

距離別で見ると、一目瞭然。芝のマイルより長い距離では全く買わなくていい数字ですね。
しかし1600以下に絞っても回収値はイマイチ。。そこで次にこのレンジの出走馬を血統で細分化してみましょう。

母父別データ(芝1600m以下)

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出走数が極端に少ないものを除くと、上記の表の結果になります。見てみると、母父SS系の相性がよいのがわかります。さらに、ハーツクライ、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァースなど、中距離~長距離のG1勝馬が並んでいます。
一方、クロフネやシンボリクリスエスなどのノーザンダンサー系やロベルト系が母父になると、芝の新馬戦成績はふるいません。また、種牡馬として大成功しているサンデーサイレンスが母父の場合は好成績ですが、母父ディープインパクトは印象よりも走っていないのが数字で表れています。

結論

ロードカナロア産駒は芝新馬戦の1600m以下、かつ母父がディープインパクトを除く中距離以上のG1実績がある産駒であれば、勝負になっています。
なお、父ロードカナロア×母父ディープインパクトはここまで45頭いて、重賞出走回数は23回。そのうち重賞で馬券になったのは4回、しかしそのすべてはファンタジスト1頭の成績によるものです。つまり、母父ディープインパクトは45頭いて1頭しか重賞で活躍できていないことになります。これは今後のPOG戦略でも役に立ちそうなデータですね。

 

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