2020-21POG 新馬戦データ【ダイワメジャー産駒】

新馬戦で役に立つデータを紹介!
なお特に表記がない場合、データの対象期間は近3年(2017年以降)になっています。

ダイワメジャー産駒は距離と頭数で勝負!

新馬戦全頭データ

芝の新馬戦に限ると、
着別度数29-25-22-140 
勝率13%/複勝率35%
単勝回収値78/複勝回収値79
勝率・複勝率は高めですが、回収値は単複ともに低水準。

 

距離別データ

ダイワメジャー産駒の芝新馬戦データを距離別に分析してみます。

f:id:Hassel:20200805200435j:plain距離別のデータを見比べてみると、ダイワメジャー産駒のイメージ通りな部分とそうでないところが浮き彫りになっています。1200や1400といった短距離では強さを発揮していますが、マイル戦が想像以上に悪い成績。逆に1800は単複ともに高回収値。
つまり、1400以下または1600以上の非根幹距離が買いとなっています。
なぜこのような結果になっているのか考えてみると、やはり1400以下に強いサンデー系が少ないということ、逆に1600以上ではディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒、ロードカナロア産駒、エピファネイア産駒などの中距離や根幹距離に強い血統が多くいるため、ダイワメジャー産駒が勝負になっていないのでしょう。
1800戦に関してはおそらく世間のイメージで『ダイワメジャー産駒には1800は長い』という印象があり、馬券妙味があると考えられます。

 

頭数別データ

もう1つ別の側面からダイワメジャー産駒の芝新馬戦データを分析してみます。

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上記の頭数別成績を見てみると、12頭~14頭立てのレースでの率および回収値が高くなっています。実際に同条件では、14-6-5-31 勝率25%/複勝率45%/単勝回収値175/複勝回収値101と優秀です。
ダイワメジャー産駒は産駒のイメージ通り、芝でキレる馬は少なく先行押し切りタイプが多いです。データ的にもダイワメジャー産駒の芝新馬戦上がり3F最速は全体の7%と、ディープインパクト産駒の25%と比較すると低いのがわかります。
そのため、頭数が多いと先行できず馬群に揉まれる、または外を回すも速い上りが使えず負けるということが多いのでしょう。

結論

イメージ通り1400以下の短距離、かつ頭数が多すぎないということが買える条件ということがわかります。また1800m戦については、産駒の世間のイメージよりは走るので買いです。ダイワメジャー産駒は今後も頭数がまだまだ出てくるでしょうから、しっかり取捨をしていきたいと思います。

 

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